プラネタリウムのふたご いしいしんじ作
星の見えない村でうまれ、プラネタリウムに捨てられ、泣き男に育てられた双子。
偶然のいたずらで違う場所で暮らすことに・・・
ひとりは手品師になり、もうひとりはプラネタリウムの投影と郵便配達の仕事に。
星座や神話をおりまぜながら人と人との繋がりや、優しさを盛り込んだ物語。
一度だけ天の川を見たことがある。
初めて見たその星のすごさに時間も忘れ、この偶然を感謝した。
5,6年前?にプラネタリウムが東京で流行っていた。
確かにプラネタリウムは近くで見れば、ただの電球でも「だまされる才覚」は人を幸せにさせる。
私も「目に見えない6本目の指」で人と、人との繋がりを大切にしたい。