2011/06/20

プラネタリウムのふたご

プラネタリウムのふたご いしいしんじ作

星の見えない村でうまれ、プラネタリウムに捨てられ、泣き男に育てられた双子。

偶然のいたずらで違う場所で暮らすことに・・・

ひとりは手品師になり、もうひとりはプラネタリウムの投影と郵便配達の仕事に。

星座や神話をおりまぜながら人と人との繋がりや、優しさを盛り込んだ物語。

一度だけ天の川を見たことがある。

初めて見たその星のすごさに時間も忘れ、この偶然を感謝した。

5,6年前?にプラネタリウムが東京で流行っていた。

確かにプラネタリウムは近くで見れば、ただの電球でも「だまされる才覚」は人を幸せにさせる。

私も「目に見えない6本目の指」で人と、人との繋がりを大切にしたい。