2013/11/02

10月の読書

残り全部バケーション 伊坂幸太郎

5篇で構成される裏稼業コンビ「溝口」と「岡田」の物語。

コメント: お得意の作品構成最後の結末は!?相変わらずの面白さ!

相剋の森 熊谷達也

「山は半分殺してちょうどいい」現代の狩人であるマタギを取材していた

美佐子は動物写真家の吉本から教えられたその言葉に衝撃を受ける。

山を殺すとは何を意味するのか?人間はなぜ他の生き物を殺すのか?

果たして自然との真の共生とは可能なのか?

コメント:最近、何かと環境保全、動物愛護、自然環境と言われると
     確かに・・・でも?という部分が多い。
     共生とは?いろんな意味で考えさせられた一冊

隆慶一郎全集17巻「花と火の帝」上巻

二代将軍秀忠の娘和子を皇后に迎えざるを得ない屈辱に

帝は徹底的に戦う決意を固める。幕府の非道に抗い、断乎王道を貫く。

帝への忠誠を誓う八瀬随一の鬼、岩介や猿飛佐助も登場

修学院離宮を今に残した後水尾帝の熱き信念を描く波乱骨太の大作。

メント:私が歴史物の中で一番好きな作家さんです。
     はずれなしの作品なので超お薦め!