2011/06/27

となり町戦争

となり町戦争 三崎亜紀作

町の広報誌から突然となり町との戦争のお知らせが?戦争?!

普段と変わらぬ生活の中、戦死者の数だけが「リアル」な数として広報誌から伝わる。

その中、町役場、総務課から戦時特別業務従事者の通達が・・・・

戦争!見方を変えれば個人の思いとは別にさまざまな利権が働き知らない間に大きな力に

巻き込まれ自分の意志とは裏腹に繋がってしまう世界。様々な解釈ができる一冊でした。

おもしろそうな題材なのに内容の膨らませ方にちょっとだけ残念。

次回作にやや期待。